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メフィスト賞の先輩・天祢涼先生から『彼女はひとり闇の中』をいただきました。


私はいつも帯文や裏表紙のあらすじを読んでから本文を読み始めるのですが、今回はそれらをすべてすっ飛ばしていきなり本文を読み始めました。
だって、天祢先生の作品ですよ?
絶対おもしろいに決まってるじゃないですか!

手品が好きな人はだまされたくて手品を見る。
ミステリ愛好家はだまされたくてミステリを読む。
でも、次こそだまされないぞ! と著者に挑戦する気持ちも少なからずあります。

今回も冒頭部分を読んだ直後に、天祢先生にお礼のメールをお送りしました。
メールの一部を抜粋します。
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さっそく一章を拝読しました。
今回はコロンボ形式なんですね。
冒頭で犯人が明示されているということは、
なにか他のことで読者をあっと驚かせようとされているに違いない!

今回こそだまされないよう細心の注意を払いつつ、読み進めようと思います。
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これはフラグだな、と思ったみなさん、大正解です。
今回も見事にだまされました!!!

だまされたといえば、もうひとつ。
天祢先生はラブコメミステリと社会派ミステリ、二種類のミステリを書かれる作家さんとして有名ですよね。
一章を読んだ時点で「今回はラブコメのほうか」と思っていたのですが、違いました。
がっつり社会派ミステリでした。

これもネタバレになってしまうので詳しくは書けないのですが、天祢先生の社会派ミステリが好きな人はぜひ読んでみてください!
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2023.02.28 Tue l 日々 l コメント (0) l top

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