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メフィスト賞の先輩・天祢涼先生から『拝啓 交換殺人の候』をいただきました。


交換殺人。
有名な単語ですが、実際に交換殺人を扱った小説って少なくないですか?
少なくとも私はこれまで一度も読んだことがありません。
タイトルを一目見た瞬間テンションが急上昇して、小躍りしました。

読後の第一声は「だまされた!!!」です。
天祢先生には毎回だまされているのに、どうしてこうも見事にだまされてしまうのか。
私に学習能力がないんじゃなくて、天祢先生の筆力がすごいんだと主張したい。
物語が二転三転して、まったく予想もしなかった方向に進んでいくんですよ。
たしかに伏線はあったけど! これに気づける人いるの!?

みなさんも是非読んでだまされてください。
ネタバレになるので詳しくは書けないのですが、いっそすがすがしいくらいだましてくれます。
それも何度も。
1冊の長編小説でこんなにだまされたの、マジで生まれてはじめてですよ。

天祢先生、素敵な小説をどうもありがとうございました!
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2022.08.11 Thu l 日々 l コメント (0) l top

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